特 定 非 営 利 活 動 法 人

日本口唇口蓋裂協会

特定非営利活動法人 日本口唇口蓋裂協会は6年間の準備期間を経て 1992年に設立された口唇口蓋裂をはじめとする

口の病気の子どもたちの健やかな成長を願って皆様のご支援で活動している非営利団体であり、

国連経済理事会における諮問的地位の一つであるロスター資格を有する日本においてこの分野唯一のNGO団体です。

当協会では会員の皆様に口唇口蓋裂の最新情報や協会の活動報告などを行っております。

 

 

口唇口蓋裂とは?

 口唇裂とは口唇に披裂を生じて生まれてくる病気のことを言います。口蓋裂とは、通常胎児は9週頃に左右の口蓋突起が伸びてきて鼻腔と口腔を隔てる口蓋が作られますが、生まれてくるまでにくっつかなかった状態を言います。

 この病気の原因は多因子しきい説であると考えられています。これは、何か一つの原因によって起こるのではなく、環境因子や遺伝因子など様々な因子が組み合わされてある一定の値を超えた時に病気になるというものです。誰にでも、起こりうる病気なのです。

口唇口蓋裂が起きる頻度は?

    世界では1100万人~1400万人の方が先天的な口の病気に罹患していると推定されています。

 調査によれば日本ではおよそ500~700人に一人くらいの頻度であると言われています。一般にヨーロッパ系では800~1000人に一人、アフリカ系では1000~1500人に一人であると言われています。日本同様ベトナムやネイティブアメリカンも同等の数値であることから、アジア系人種では口唇口蓋裂の確立が高いと考えられます。

私たちにできること・・・

 日本口唇口蓋裂協会では随時会員様を募集しています。日本の多くの皆さま、特に口唇口蓋裂児のご家族様に入会して頂くことによって、患者様の保護者の方に必要な情報提供をお受け取りいただけるよう情報発信等を行っております。 

 また日本口唇口蓋裂協会では貧困などによって治療が受けられない国外の子どもたちへの診療も行っており、皆様のご支援が役立てられます。


日本口唇口蓋裂協会の主な活動


会報の発行

年に4回発行する会報では、皆様に口唇口蓋裂に関する最新情報や協会の活動報告などを会員の皆様にお届けしています。

 また、年に1回英文会報も発行しております

国際医療援助

日本口唇口蓋裂協会は多くの障害を持った方々の援助を行っている非営利団体で、海外への無料診療隊の派遣、医療器材の援助や現地に手術棟を建設する取り組みも行っています。

 その他、医療従事者を育成するために留学生を受け入れたり、マイクロクレジットを行ったりと支援の形は多岐に渡ります。

 

電話相談窓口

日本口唇口蓋裂協会では、患者やご家族、その他の方からの相談を受け付けています(クレフトホットライン)。受け付けは月曜日~金曜日(祝祭日を除く)の午前10時から午後4時までで、後日コレクトコールにて専門医などが直接お電話致します。

TEL:052-757-4312

寄付活動

●募金箱の設置

●現金での寄付の受付

 これまでの現金による寄付に加え、遺贈による寄付もお受けできるようになりました。

●貴金属リサイクル

 金歯・銀歯やご家庭で眠る貴金属(壊れたアクセサリー等)をリサイクルする活動を行っております。

●寄付機能付き自動販売機

売上金の一部が国内外の口の病気の子ども達への寄付となる寄付機能付き自動販売機の設置を行っております。

出版物の発行

日本口唇口蓋裂協会では口唇口蓋裂に関する書籍やDVDなどを発行しております。こちらは書店やインターネットでもお取り扱いを行っております。

 ご希望・ご質問等がありましたら、日本口唇口蓋裂協会までお問い合わせください。


こうした活動を支える寄付をお願いします。